Blobs vs. Chunks: Understanding True Separation of Content from Presentation

 コンテンツ管理システム(CMS)の世界にある古い原理のひとつは、プレゼンテーションからコンテンツを分離させるということです。

 格好良く聞こえませんか? しかし、実際にはどういう意味でしょう?

 適応するコンテンツ、言い換えると、ひとつの表示に制約されていないコンテンツを作成することに関わることです。プレゼンテーションまたはデザインから完全に分離したコンテンツは多くの利益をもたらします。例えば、ウェブサイトや企業イメージを再びデザインする際に、コンテンツを大幅に修正をしなくて済むので、作業が大変楽になります。

 これは、コンテンツとプレゼンテーションの分離を支持する最大の強みのひとつでした。今でもそうですが、実際には、コンテンツからの完全な分離は、あなたが考えている以上に大きなものです。

 下記は、弊社が初めて発表したCMSのひとつであるeZ Publishに関する文書に記載された図です。コンテンツとデザインの分離に関する基本原理を表しています。記載されていないことは、下記の画像のようなウェブページだけでなく、もっと多くの方法でコンテンツを表示することができる ということです -- 携帯電話やタブレットや時計を考えてみてください。

 今日、多くのCMSは通常HTMLをコンテンツリポジトリに保存してから、CSSを使ってデザインを適用します。「ブロブかチャンクか」という議題は、カレン・マッグレーンによって広まりましたが、これらの大量のHTMLがブロブです。開発的な視点で考えると、HTMLをブロブとして直接リポジトリに保存することは、チャンネル中性XMLを意味的に保存することに比べると、物凄く簡単なことです。もっと怠惰なことでもあります。

 このブログテクニックはあなたのコンテンツにとってマイナスになります。あなたのコンテンツがHTMLに保存されると、そのコンテンツを特定のHTMLベースのプレゼンテーション装置上で表示することしかできなくなるからです。

 Todaymade.comのギャレット・ムーンは、何故ブロブが問題となるかについて上手く説明しています。「まず初めに、ブロブはプレゼンテーションに限られていますが、どういうことかと言うと、ブロブはひとつの目的または装置で使用されることを意図して作成されているのです。雑誌の見開きページがその完璧な例です。文字、記事の長さ、画像、吹き出しの全てが、ひとつの完璧なサイズの空間に印刷されています。デザインと文字が一体となっています。」

 eZでは、ブロブの問題を認識しており、それは弊社の企業哲学とは正反対のことです。eZ Publishのバージョン1.0以来、クリーンな意味的に定義されたXMLをデータベースに保存し、他のチャンネルでもコンテンツを再使用できるようにしました。このアプローチは「チャンク」アプローチと呼ばれています。

 コンテンツがチャンクに保存されると、御社は、クリーンなREST API、web to print機能、簡単なデジタルサイネージ作成、Apple Watchなどの様々な装置との統合にアクセスできるようになります。今日、弊社のお客様の多くがeZ Publishをデジタルファーストの用途で使用し、チャンネル中性コンテンツを有効に利用しています。チャンクアプローチのため、弊社のお客様は簡単にコンテンツをInDesign、FrameMaker、またはその他の印刷形式に変換することができます。

 チャンクアプローチで、あなたのコンテンツは柔軟になります。もうブロブの境界にとらわれる必要がなくなります。

セマンティック・エンコーディング vs マークアップ

 セマンティック構造の技術開発が進んでいるため、その構造を維持することがますます重要になって来ました。セマンティック・エンコーディングは弊社のコンテンツに関する何かを表示しますが、マークアップはそうではありません。

 例えば、視覚障害者たちの多くは、テキスト音声変換に頼っており、あなたのサイトが意味的に定義されたコンテンツを上手く作成すればするほど、声に出して読んだ時により解釈し易くなります。

 斜字体がこの良い例です。HTMLでは、これはマークアップ <i> 斜字体 </i> と共に書き込まれます。ここで理解できないことは、何故言葉が斜字体なのかということです。

 <emphasis> や <strong> のようなセマンティック・コードを適用することは、弊社はそれをeZ Publishに使用していますが、もっと効率の良いことで、長期的には、あなたのコンテンツを構築するもっと優れた方法となります。<emphasis> や <strong> を使用して、文の中での言葉の重要性を強調することができます。

 純粋にウェブを携帯電話で使用することを考えているなら、セマンティック・コードを維持するということは愚かなことのように思えるかも知れません。携帯電話でのウェブには、プレゼンテーションにHTMLを使用すれば良いのです。eZ Publishでは、<emphasis> を表示する定型書式は、実際には、HTMLプレゼンテーションのためにこれを <i> タグに変換しています。それでは、どこが違うのでしょう?

 将来使用される斜字体が適用されない多くの装置を考えてみてください。例えば、スマートウォッチのために、文字を音声に変換したとします。この場合、<emphasis> は <i> よりもずっと論理的です。

 セマンティック・コードを維持することは、eZにとって、設立時からの重要な原理であり、今日でも大変重要なことです。.

インフォメーション・アーキテクチャ

 あなたがチャンクを使用しているとしても、お勧めした通り、まだコンテンツ構造を賢明で再使用可能な方法で定義する必要があります。コンテンツに関して、オブジェクト中心に考えてみる必要があります。項目別の再使用可能なコンテンツのチャンクを作成することによって、将来、コンテンツを最大限に再使用することができます。

 また、異なるコンテンツの種類について考える必要もあります。例えば、コンテンツ作品の題名は、長文式と短文式 (または、大、中、小) で表示されるべきです。将来、あなたのコンテンツがどこでどのように掲載されるかは分からないので、柔軟なコンテンツを作成することを重視すべきです。

 しかし、これは作業が増えるということを意味します -- 時には二倍か三倍になります -- 編集チームは、コンテンツを書く際に、複数のチャンネルや装置について考えなければならないからです。しかし、あなたのコンテンツに意味的なタグ付けをすることによって、あなたのコンテンツが将来再使用される価値が無限に増えることになります。

何を購入するか理解する

 新しいCMSを購入する際、システムがそのコンテンツを内部にどのように保存するか分かっているかどうか確認しててください。

 あなたは驚くかも知れません。恐らく、今までプレゼンテーションとコンテンツの完全な分離の価値が分からなかったかも知れません。しかし、御社のコンテンツを異なる方法で提示せざるを得ない新たな状況が今後すぐ発生しても不思議ではありません -- そのため、それに対する準備をしておくべきです。

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